2005年8月26日金曜日

「民主党の農業公約は、農村票狙いのばらまきだ」(本間正義)



今朝の朝日新聞「9・11選挙、農政改革」で。朝日新聞も、たまにはまともなことも報道する。東京大学大学院教授の本間正義氏へのインタビュー。

本間教授は言う:
  1. 農業の構造改革とは、生産性の低いところから高いところへ、労働力、土地などの農業生産のための資源を移すことだ。
  2. 生産性の低い農家は、農業を止めて貰うことになる。
  3. (各党の農業公約について、どこに注目すべきか、との質問に)政策が日本の農業を守る目的なのか「農家保護」を狙う政策かを見極めることが重要。民主党の、全ての販売農家に1兆円の補助金をという公約は、農村票狙いのばらまきだ。

都市住民の味方であったと思っていた民主党が、ここまで落ちていたとは知らなかった。哀れ民主党、農村党に変身してしまった。都市住民を裏切った民主党は、結果として選挙で負けるしかないか。

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